★会のカンパを募っています

  • 《 振込口座のお知らせ 》
    ============= ゆうちょ銀行 10500-19774771 口座名義 安房ごみ会   =============   ※ ご寄付いただいた資金は、冊子の印刷や、郵送代、講演会の講師謝礼などに大切に 使わせて頂きます。
2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

新聞記事 投稿・ごみ関連

徹底したごみの削減で広域ごみ処理計画の見直しを

9月13日房日新聞の読者のコーナーに、投稿しました
全文をこちらに掲載します

現在、安房3市1町では、広域ごみ処理として、千倉大貫区グリーンライン沿いの山間地に焼却場と最終処分場を計画している。
この地域の焼却場はどれも老朽化しており、すでに稼動を取りやめ、外部に処理を委託している地域もある現状であり、焼却場の建設は必要に迫られたものであるのは理解できる。
しかし、今回の計画を調べてみると、疑問や懸念が多数見つかる、そのひとつが、この計画に焼却されるゴミの削減、減量化が全くと言ってよいほど入っていないことである。

横浜市では、紙ごみ、プラスチックごみなど資源化できるものを分別の徹底で、3割ものごみを減らし、千葉市では、生ごみを分別し、ガスを作るプラントへ送り、焼却ごみを3割減らすことに成功ている。その他にも、生ごみを堆肥化し、それを地域の農業に使うという積極的な試みをするなど、実績を上げている地域も多数ある。3割もの焼却ごみを減らすことができれるとすれば、おのずと施設の規模を見直すことができるだろう。
ごみ焼却の方法として、シャフト炉とストーカ炉の2種類があり。今回の計画ではシャフト炉を選定する事が、市の広報で市民に知らされている。ストーカ炉はいままでの一般的な焼却炉であり、シャフト炉は高温で溶かした金属とスラグという物質を取り出す技術で、最終処分となる灰の量が少なく、ダイオキシンの発生も抑えることができるというふれこみである。

しかしシャフト炉は、高温にするためコークスを使い、休むことなく燃やし続けなくてはならない。また、スラグは路盤材として販売もできるとのことだが、果たして、本当に安全なものだろうか?はなはだ疑問が残る。
この先、私たちはごみを焼却するだけのために、コークスを何十年も燃やし続けるのであろうか。
将来、資源の再生技術や再生可能な素材の使用など、循環型社会への取り組みも進んでいくだろう。シャフト炉は将来、不必要なハコモノになってしまうかもしれない。

ごみの分別は確かに手間もかかり、仕分けのコストなど乗り越えなくてはならないことも数多くあるかもしれない、行政と市民が協力して、リサイクル、資源化、再利用を進め、焼却、埋め立てされるごみを極力減らし、計画されている焼却炉の規模も可能な限り小さくし、将来の財政の負担も減らすべきだと思う。

この地域に起きていることは焼却炉の老朽化だけでなく、ごみに対する意識の老朽化であり、徹底した焼却ごみの削減と資源化など、ごみの削減計画を広域ごみ処理計画の基本に据え、計画を見直すべきではないだろうか?

<< 房日投稿記事 ほか4つ >> 

「1.pdf」をダウンロード

「2.pdf」をダウンロード